読書尚友

先人の叡智を自分の行動に落とし込んで、成長と成果に変えていくブログ。焼きたてのトーストにバターを塗るように、日々の学びを薄く薄く伸ばして染み込ませてゆく

早く起きるためには? 読書日記『夢を持つな!目標を持て!』宗次德二 著①

 

夢を持つな!目標を持て!

夢を持つな!目標を持て!

  • 作者: 宗次徳二
  • 出版社/メーカー: 商業界
  • 発売日: 2010/10/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今日の読書日記は、『夢を持つな!目標を持て!』から、早起きの大切さについて。

 

 

「念ずれば花開く」というのは、多くの経営者が好んで引用する言葉です。なんだか自分にも可能性があるのだ、と少し元気が出てくる言葉です。夢が膨らみ、希望と意欲がわいてきます。常に心の中に夢を忘れず、強く願い続け、その夢を紙に書き、部屋に貼り、片時も忘れず日々生活をする。

 

ここまでは誰にでもできますが、夢を持ち、その達成をいくら強く念じ続けても、花は開きませんし、実もなりません。夢を実現するためには、自分のことは二の次として、経営に身を捧げ続けること。

 

「強く念じて、努力に努力を重ね続ければ、きっと花開く」

これが本当です。

 

強く念じて、日々努力に努力を重ねなければ、うまくいくことはないのです。

 

そこで私がお勧めしたいのは、「誰もができることを、誰もできないほど、続けること」です。その最も効果的な、宗次流実現法は、早起きです。

 

目標の大きさにもよりますが、超早起きをやり続けることです。

 

「強く念じて、超早起きすれば、花開く」は実現性が高いのです。

 

 

夢が幻想のままで終わらぬように

誰でもできる早起きを続けるべし

 

 

本書の中で「超早起き」とは、「会社の始業時間の4時間〜5時間前に起きること」と定義されています。ちなみに著者の方は、朝4:00起きを数十年にわたり継続されているようです。

 

私の場合は今の会社の始業時間は8:30なので、「超早起き」をやるとするならば、3:30-4:30の間に起きることになります。

 

早起きは私も今年からチャレンジしているテーマの一つです。一応、今の目標は朝5:00起きで、最近は週に3〜4回は朝5時台には目覚ましを使わなくても、自然と目が覚めるようになってきたように感じます。

 

そのうち、このブログでもご紹介したいと思いますが、『早起きの技術』という本によると、早起きするために1番大切なことは、決めた時間に、例えば朝5:00に起きると決めたなら、5:00になったら何がなんでも気合で起きようとすることではありません。

 

そうではなくて、「早く寝る」こと、だそうです。

 

考えてみれば当たり前のことです。前日に深夜の2時くらいまで夜更かしして、それで翌日、その3時間後の朝5時に起きることなど、できるわけがありません。仮にできたとしても、その日は1日まともに頭が働かないでしょう。

 

だからまず取り組むべきは起床時間を早くすることではなくて、就寝時間を早くすることの方です。

 

世の中には体質的に短時間睡眠でも体調を維持できる、いわゆるショートスリーパーである方もいらっしゃいます。そういう方だったら、深夜1時に寝て、4時に起きることも可能なのかもしれません。また、誰でも3時間睡眠法をマスターすれば人生が変わる、みたいな話もありますが、万人向けではありません。(私もチャレンジして、大失敗したことがあります)。

 

私自身は自分のことをロングスリーパーだと思っています。6時間の睡眠時間が確保できたとしても日中眠くなることがあります。

 

また、独立開業されている方と会社員の方とでは、就寝時間、起床時間をどのくらい自由に決められるか、という部分にも差があるでしょう。

 

ですから、いきなり思い立って「よし、自分も明日から超早起きしよう!」というのは無謀だと思います。

 

まずは、

①自分にとってその日1日元気に過ごせる必要最低限の睡眠時間を把握する

②自分が「この時間には起きたい」という目標の起床時間を決める

③目標とする起床時間から必要な睡眠時間分を逆算して、目標とする就寝時間を決める

 

それから、

④できる限り自分が決めた目標の就寝時間を守るようにする

 

私もまだまだ挑戦中ですが、早起きにはこの順番で取り組まれるのが良いのではないかと思います。

 

 

努力すべきポイントは、「起床時間を守ろうとすること」ではなくて、「就寝時間を守ろうとすること」の方です。

 

起床時間を守れたとしても、睡眠時間が足りず、その日1日ずっと眠たいまま過ごしてしまうようでは、せっかく早起きした意味がありません。

 

そして、「100%毎日早起きすることを目指さない」ということも続ける上で大切だと思います。残業や飲み会など、どうしても目標の就寝時間を守れない日もあるからです。

 

だから、まずは1週間の中で1日、そこから次に1週間の中で、2、3日の早起きを目指す、というように「あまり肩肘張らずに、ゆるい感じで」取り組んでいくのが良いのではないかと思います。

 

また、「今日はできた。今日はできなかった。」ということに対して一喜一憂しないこと、あまり感情を盛り上げ過ぎず、盛り下げ過ぎずに、日々、淡々と行っていくことも大切です。これは、早起きに限らず、どんなことを習慣化する時でも同じことだと思います。

 

早起きで得られた時間を有効に使えるように、今日も早く眠ることを心がけていきましょう。

 

 

〈今日のチャレンジシート〉
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1.この本を読んだ目的、ねらい

 

・起業して成功した経営者の考え方と行動を学ぶ


2. 読んでよかったこと、感じたこと

 

・早起きの大切さを改めて認識することができた


3. この本を読んで、自分は今から何をするか

 

・十分な睡眠時間を確保しつつ、早起きを続ける

   そのために、就寝時間を守ることを強く意識して

    心がける


4. 3か月後には何をするか、どうなっていたいか

 

・朝5時に目が覚めるのは当たり前になっており、

   得られた時間を成長のために有効に使えるように

   なっている

 

・毎日の密度が今以上に高まり、仕事も

    プライベートも充実感に満たされている

 

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