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読書尚友

先人の叡智を自分の行動に落とし込んで、成長と成果に変えていくブログ。焼きたてのトーストにバターを塗るように、日々の学びを薄く薄く伸ばして染み込ませてゆく

振り返りをうまく行うためには? 読書日記『絶対に達成する技術』永谷研一 著①

 

絶対に達成する技術

絶対に達成する技術

 

 


 今日の読書日記は、『絶対に達成する技術』から、振り返りを行う方法について。

 

 

経験から学ぶためには、反省より「内省」が必要です。内省とは、経験を深く振り返ること。

 

日報、週報などの報告ツールは、つい「できていないこと」に着目してしまいます。これではやる気が減退するだけ。逆に「できたこと」に 着目することで、自己肯定感が上がり、学びの感度センサーのスイッチがONとなるのです。

 

そのうえで、「本当にできたと言えるのか?」という自問=内省をすることが有効です。自分を見つめる力をつけると心の重い扉が開き、もう1人の自分が見えてきます。

 

これらに加え、深い振り返りをする技術として、①詳細な事実、②原因の分析、③本音の感情、④次なる行動、の4つの要素を盛り込んだ文章を書く方法を学びます。こうした内省のために、1週間にたった15分を使うだけで「気づき」を得ることができるのです。

 

 

自分を素直に見つめることを続けていくと、次第に自分が、外からもう1人の自分を見ているような感覚になってきます。

 

自分を見つめる行為は、必ず「行動」に対して行うことが重要です。自分という人間の人間性に対して見つめるのではありません。「罪を憎んで人を憎まず」ではないですが、「行動を見つめて自分を憎まず」です。

 

「行動」を冷静に見つめるのです。まっすぐ素直に「行動」を見つめることを続けるうちに、もう1人の自分が見えてきます。そうしたら「勝ち」です。いつでも本質に切り込めます。

 

「行動を深く振り返る 」技術は 、心の中を文章化する技術でもあります 。文章化すると 、自分を客観視できます 。文章化した瞬間に自分というものが外のものになります 。重い扉の中に囚われている自分から 、解放される瞬間です。

 

「行動の振り返り」の実践は、いつ、どのような形で行えばよいのでしょうか。私は多くのデータを分析した結果、ベストな運用基準を見出だすことができました。それは、

 

「1週間に1回、15分を使って300文字程度の文章にすること」

 

です。

 

 人は考えていることを「文字」にして、はじめて「わかる」といわれています。真に「わかる」と、次の行動に結びつきます。自分の心の中を文章にするということは、「自分で自分がわかっていくプロセス」となるのです。

 

 

ブログを書くことのように、「行動の継続」はできるようになってきたものの、「振り返り」については、あまりうまく行えていないような気がします。

 

やったら、やりっぱなしになってしまっており、改善と次の行動につながっていないことが多いのです。

 

そこで、振り返りの方法について改めてこの本で学ぶことにしました。

 

 

「振り返り」は次の順番で行うと良いそうです。まず、「できなかったこと」ではなく「できたこと」を見つけてそれを自分で褒めてやります。例えば1日1回、仕事帰りの電車の中などで「今日できたこと」を褒めてやるのがよいようです。

 

なぜ、「できたこと」に注目するかというと、「できたこと」に注目することで、自己肯定感が高まり、「経験したこと」からの学びを素直に受け入れる態勢が整うからだそうです。このことを、「学びのスイッチがONになる」と、表現されています。

 

次に、その「できたこと」に焦点を当てて、今度は「それは果たして本当にできたと言えるのか?できたと言えないのではないか?」を自分に問いかけます。

 

この問いかけを行うことで、「できたこと」に満足せず、さらに仕事の質を高めようという意識が生まれてきます。

 

 

三番目が、いよいよ「振り返り」です。①詳細な事実、②原因の分析、③本音の感情、④次なる行動、をまとめて300字程度で、1週間に1回、15分ほどで書いていきます。

 

1項目に300字ではなくて、4項目全て入れて300字です。しかも、毎日ではなくて、1週間に15分だけ。これなら、どんなに忙しくても、十分に続けられそうな気がしますよね。

 

そして、これを続けることで自分を「客観視」する力がついてきます。

 

自分自身という「一人称」でしか見ることのできなかったことが、二人称、三人称の視点まで考えることができるようになります。

 

さらには、直感的な思考が論理的な思考に変わり、短絡的な発想が考察的なものへと変化するそうです。

 

それが実感できるようになるまでは、わずか3〜4カ月ほど。振り返りの回数にして12〜16回くらいで急に視界が開けてくる感覚を体験でき、そこから成長の軌道に乗ることができるらしいです。

 

これは負担も少ないので、是非続けてみたいと思います。

 

 

この本を読んでいて、もう一点気になったことは、自分の「人間性」ではなく「行動」を見つめる、という考え方です。

 

私は、どちらかというと自分に対してネガティブな感情を持ちやすい人間です。

 

自分に対してネガティヴになると、「どうしてできなかったんだ。自分はどうしようもなくダメな奴だ」と自己否定の無限ループに入ってしまい、それにより、まったく動けなくなってしまうことがあります。

 

この場合、私は自分の「人間性」にフォーカスしてしまっていたわけです。性格は変えられるという話も、変えられないという話もあります。しかしどちらにしても、人間性にフォーカスすると、自我に囚われてしまって、自分で自分を縛りつけ、自分に向かって永遠に罵詈雑言を浴びせ続けることになるのです。

 

この時、視線をずらして、自分ではなく、自分の「行動」に目を向けてやるとしたら、どうなるでしょうか?

 

既に行われた行動に対して意識を向けると、良かった点や良くなかった点が見えてきます。不甲斐ない自分に対する怒りがおさまらなかった頭も、徐々にクールダウンして、冷静さを取り戻すことができます。

 

これは何故なのか。おそらくその既に行われた行動は、もう「自分の外」にあるからです。つまり、「自分とは別のもの」だからです。

 

自分の「人間性」は今も自分とともに、「自分の内側」にあります。これを客観的に見ることは難しいでしょう。一方で、「既に行われた行動」は「自分の外側」にあります。だからこそ、客観的に見ることができるのだと思います。

 

それゆえに、振り返りで「自分を客観的に見る力」をつけるためには、「行動」を見つめなければならないのだと理解しました。

 

この視点の切り替え、どこに焦点を合わせるか、という考え方は、私たちが、成長していく上で非常に大切なことだと思います。

 

たとえば、「結果ではなく行動に焦点を合わせる」ことや、今回の「人間性ではなく行動に焦点を合わせる」ことなどがあります。

 

このような「自分を身軽にする」視点の切り替えを今後も意識していきたいと思いました。

 

 

〈今日のチャレンジシート〉
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1.この本を読んだ目的、ねらい

 

・振り返りの方法を学ぶ


2. 読んでよかったこと、感じたこと

 

・振り返りの具体的な方法を知ることができた

 

・自分の「人間性」ではなく「行動」を見つめる

    という知恵を得た


3. この本を読んで、自分は今から何をするか

 

・300字の振り返りを早速今週から習慣化していく

 

4. 3か月後には何をするか、どうなっていたいか

 

・振り返りの型と習慣が身につき、

    自分を時々刻々と客観視することが

    できるようになり、今よりも高い視野を持ち

     圧倒的なスピードで成長し続けることが

    できるようになっている

 

・身の回りの人の行動と成長も

    加速させることができるようになっている

 

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